マリア愛児園は令和4年4月より「保育所型認定こども園」に移行しました。認定こども園は教育・保育を一体的に行う施設で、いわば幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持っています。「子どもは豊かに伸びていく可能性をそのうちに秘めている。その子どもが現在を最もよく生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培うことが教育・保育の目標である」を教育・保育の目標とし、養護(子どもがこども園において安定した活動と充実した活動ができるようにすること)と教育(子どもの自発的、主体的な活動をとおして健全な心身の発達を図る)健康・人間関係・環境・言葉・表現の5領域に配慮しながら、生きる力の基礎ともいえる、生きる喜びと困難な状況への対処する力を育てる土台となります。
マリア愛児園は昭和7年(1932年)カトリック高田教会の7代目主任司祭でドイツのポスト神父様によって創立されて以来、永々と幼児教育と福祉に貢献して参りました。当初は「キンダーガーデン高田暁星」と呼ばれていましたが、戦後「マリア愛児園」と名前を改めました。幼児教育の場としてふさわしい明るい建物をということで、創立当時と同じ場所の西城町カトリック高田教会の脇に新築移転しました。創立以来90年の歳月が過ぎようとしております。
お祈りと聖歌を毎日欠かさず行い、愛と感謝の心を持って過ごしております。愛と平和のキリスト教精神を土台にして、モンテッソーリの精神〈子どもの自発的発想を大切にした保育〉を柱に据えた保育を志しております。カトリック教会に隣接しており、お聖堂集会や入卒園式・クリスマス会などの行事を行っています。上記の特色を基に〈宗教的道徳教育・英語あそび・習字・体操教室・お茶〉を計画的に取り入れております。子育て広場〈バンビーノ〉を開設し、たくさんの親子の皆さまに利用して頂いております。是非一度お出でください。
子どもは両親の所有物ではなく、神様から授けられた一人の独立した人間であり、健全に育つために、愛情と信頼が不可欠の要素です。教育において愛情は、子どもの真の幸せを願い、そのために自分自身を奉げる奉仕の心です。また、信頼とは子ども自身の中に秘められている成長する力を信じ、適切に指導し助勢することをいいます。溺愛・過保護・極端な厳格主義などは愛情と信頼に反し、幼児教育に致命的な害をおよぼすことになります。愛情には苦労や犠牲が要求され、信頼には忍耐が伴うことを忘れてはならないでしょう。
乳幼児期は子どもの心身の発育・発達が著しく、一人ひとりの子どもの個人差も大きいため、保育にあたっては、発達過程や生活環境など子どもの発達の全体的な姿を把握しながら行うものでなければなりません。
日常のあいさつ、あとかたずけ、起床就寝の時間やけじめなど、幼児の時から基本的習慣としてしっかり身につけさせましょう。習慣は忍耐強く繰り返し伝えることによって身に付させることができます。
乳児期には、食・排泄・睡眠の生活リズムを一定に整えていくことが大切となります。
欲しがるものは何でも与え、勝手気ままな行動を放置しておくことは幼児教育の大敵です。年齢に応じて耐える訓練やがまんすることの大切さを日常生活の中でしっかりと教えましょう。
子どもは両親をはじめ周囲の大人を模倣しながら成長していきます。「口でしつけるよりも模範で示せ」といわれます。両親の良い模範は何よりも有効な幼児教育のカギです。
所在地: 〒943-0834 新潟県上越市西城町2-3-12
電話番号: 025-523-6006 FAX番号: 025-523-6092
開園時間:
平 日7:00~19:00(延長保育16:00~18:00)
土曜日7:30~18:00(延長保育16:00~18:00)
同じ敷地・同じ法人に母子支援施設「みこころ荘」 特別養護老人ホーム「さくら聖母の園」があり、おじいちゃん・おばあちゃんとの交流や姉妹園である、「上越カトリック天使幼稚園」「聖母マリアこども園」「ひがししろこども園」との交流がおこなわれております。園庭には、さくらの木があり大きな木の下で外遊びを元気一杯に行っております。高田の中心地とは思えないほどに自然に囲まれた環境の中で、高田公園にも近く、四季を通じて散歩に出かける事の出来る距離です。上越大通りに面しており交通の便もよく、送迎に適しております。
苦情解決責任者:園長 吉村牧絵 | 苦情受付担当者:渡邉 愛 |
苦情解決第三者委員:碓井良久 | 苦情解決第三者委員:松永アヤ子 |
◇電話番号025-520-7757 | ◇電話番号025-525-3895 |
「苦情受付状況」
令和5年度はありませんでした。